有限会社リブロの前身である住伊書店(写真:安川通り左側)は明治32年に、住廣造氏によって設立され、書籍、雑誌、教科書等の販売と両替店も併設していました。住伊書店は書店業務にとどまらず、明治42年に刊行した「飛州志」からはじまり数々の出版物を刊行していました。それまでは東京の印刷会社で印刷していましたが、大正8年、その必要性にせまられ斐太中央印刷所を興し、書店業務と印刷業務を行うようになりました。
昭和62年には有限会社リブロを設立し、店舗をブックハウスリブロとして運営していましたが、諸事情により平成13年には店売をやめて外販のみで再スタートしました。
また、平成25年には斐太中央印刷株式会社の廃業に伴い、有限会社リブロが印刷事業を引き継ぐこととなり、住伊書店の設立から121年、斐太中央印刷の創業から101年、その実績と伝統を受け継いで今日にいたっています。